シネコンでのウルトラゴージャスな1週間
“映画の新しい才能の発見と育成”をテーマに、1977年にスタートした映画祭“ぴあフィルムフェスティバル”。2019年の最初のイベントとして、1月25日(金)から31日(木)までの期間、久々に名古屋でのイベントが決定。2年ぶりの名古屋での開催は、PFF史上初のシネコンでの開催で、ロビーから滑走路が見えるという、ミッドランドシネマ名古屋空港が会場となった。PFFでは、これまでの入選者の中から、黒沢清、園子温、橋口亮輔、塚本晋也、石井裕也、山戸結希など、120名を超えるプロの映画監督が誕生している。この名古屋での開催は、題して、“ぴあフィルムフェスティバル セレクション in ミッドランドシネマ名古屋空港”となった。
今回のイベントでは、グランプリを受賞した『オーファンズ・ブルース』などの最新のPFFアワード受賞作の上映に加え、ゴージャスなプログラムが実現。“PFFアワード2018受賞作品”、“世界を沸かせ続ける自主映画”、“8ミリ・マッドネス!!~自主映画パンク時代~セレクション”、“PFFスカラシップ セレクション”の4つの企画が実施される。
“8ミリ・マッドネス!!”は、『俺は園子温だ!!』や『雨女』などの作品の8mmフィルムをデジタル化し、英語字幕をつけたインターナショナルバージョンを制作したことで上映が実現。音や映像も可能な限りクリーンアップされている。さらに、国際的な人気も高い『あみこ』『わたしたちの家』や、『過ぐる日のやまねこ』と『サイモン&タダタカシ』のPFFスカラシップの2作品も、PFF英語字幕付きで上映される。1週間で自主映画の魅力がまるごと分かる、豪華なイベントとなりそうだ。
“ぴあフィルムフェスティバル セレクション in ミッドランドシネマ名古屋空港”
会期:1月25日(金)~31日(木)
会場:ミッドランドシネマ名古屋空港